ママもパパも心配! ダニアレルギーって防げないの?

#子ども#アレルギー#ダニ対策

およそ二人に一人が何らかのアレルギーを持っているという現代日本。花粉症の様に外で起こるアレルギーの関心は高いですが、家の中で発生するダニアレルギーなどの対策はあまり注目されていません。しかし花粉症などと同様に、一度なってしまうと避けようがないのがダニアレルギー。予防するには、発生原因と考えられる危険な因子を避けることが最も大切です。 一体どうすれば防げるのか、寝具で長い時間を過ごす小さいお子さんをお持ちのご家庭では気になるところかと思います。

多くの時間をこの寝具の上で過ごす子どもたち。残念なことに、寝具はダニが増えやすく、アレルゲンとなるダニのフンや死骸がたまりやすい場所です。そしてそのダニアレルゲンを空中に浮遊させてしまう原因にもなります。睡眠中に吸い込むダニアレルゲンの多くは、布団から発生するものということが明らかになっていますので、布団のダニ対策を行うことは、ダニアレルギーになってしまうリスクを避ける方法として、極めて重要です。
気管支喘息の子どもたちの多くは、ダニがアレルギーの原因(アレルゲン)として関わっています。 気管支喘息やアトピー性皮膚炎を持つ子どもを対象に複数の施設で行われた調査では、ダニに対してアレルギーを持つ割合は、2歳未満では4割ほどですが、以降5歳まででは約8割に増え、6歳以上ではなんと9割を超えていました!(1)年齢が高くなるにつれその割合が高くなるのは、ダニが家の中に存在するありふれたアレルゲンであり、乳児期以降、日々の生活の中でダニアレルゲンと接触する機会が多く積み重なっているからと考えることができます。
では、ダニアレルギーにならずにすむには、どうすればいいのでしょうか。専門家が奨めるアレルギーの予防の原則は、「アレルギーを引き起こすものを近づけない」ことです。ダニの完全にいない環境を作ることは不可能に近いですが、ダニが増えにくい、ダニのフンや死骸を放置しない環境なら作ることができます。こうしたダニ対策を行うことは、ダニに対するアレルギーにならないための予防策として、そしてダニアレルギーになってしまっても症状を出にくくするための対策として、とても重要です。
ダニアレルギー対策はとてもシンプル。生活環境、特に寝室やダニが繁殖しやすい寝具のダニを駆除するとともに、ダニのフンや死骸などのダニアレルゲンを除去しましょう

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  • (1) 西間ら 日本小児アレルギー学会誌 2006;20:109118
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  • 【記事監修】
  • 南部 光彦
  • なんぶ小児科アレルギー科 院長
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  • 白井 秀治
  • 東京アレルギー・呼吸器疾患研究所環境アレルゲン班 班長

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